ある種あきらめも大切

私はロンドンで生活していますが、英語がペラペラのネイティヴ並みでは決してありません。
長い単語は今でも覚えられないし、ボキャブラリーも多いとは言えません。
でも生活で不自由はしていません。
一度家を出て仕事に行けば、日本語は使わないし、仕事場で英語で口論することもあります。
ネイティヴ並みになるには、それこそ死にもの狂いで英語だけを勉強するか、ある程度若い時から本場の英語に浸って生活することが必要でしょう。

英語は目的でなく、手段であるべきと私は考えます。
今のこの時代、英語をネイティヴ並みに話せる人は山ほどいます。帰国子女だっていくらだっているのです。
要は英語で何ができるか。「英語+何か」
あなたは、今やっている仕事を英語でこなせますか?

英語を話す国に来れば、英語が話せることは当たり前になります。英語が話せて、それで何ができるのか。
仕事をしながら将来留学を考えている人は、現在日本でやっている仕事も、海を渡れば武器になることを知ってもらいたいと思います。

今一度、英語が必要なのか考えてみる

以上のような理由で、今一度、自分にとって英語は必要なのかと、考えてみることがいいでしょう。
「英語で自分は何をしたいのか」。
そうすれば、目的もはっきりし、なんとなく英会話を習うより、目的意識をもって学習することが出来るでしょう。
そして、好き嫌い。これも大切。
なぜって、好きではないことは続かないから。
斉藤一人さんも言ってますよね。
英語が魅力的に聞こえる人は将来、英語を使うようになっている。
英語が魅力的に聞こえなければ、その人の人生にとって英語は必要ないってこと。

英会話を楽しめるかどうかは、やっぱり実際にネイティヴと話してみるといい。
「もっと話したい、これも、あれも伝えたい。あー、話せなくてもどかしい」なんて思ったら、英語の勉強が向いてるのでしょう。
楽しんで好きな勉強すれば、上達するスピードも速いでしょう。

オンライン英会話は、日本の自分の家にいながら、ネイティヴと一対一で話せる英会話レッスンです。
日本語の話せない先生を選んで「英語を話さなくてはならない状況」を作る。
レッスン中は誰も助けを呼ばない。一人でやりとおす。
「今度のレッスンではこれを話そう」とあらかじめ英文を作っといてもいいから、すべて一人でやる。
亀の歩みのようにみえることですが、こういうことが積み重なって、ある日突然レベルが上がっていた。
語学の達人はみな言いますよね「語学習得に近道なし」って。

英会話に向いているあなたへ

オンライン英会話で、ネイティヴと会話をして「もっと話せるようになりたい」、と思ったあなたに便利、役に立つと思われるもののリンクを張っておきます。
これはイギリス英語、クィーンズイングリッシュを勉強したいと思っている方にお勧めです。
日常的に英語に触れて耳を慣らすし、オンライン英会話では話すことに慣れる。
「聞き取れない英語はしゃべれない」のですから。
英語を浴びて、英語脳になれば独り言も英語になります。日本語のチャンネルを介さずに頭で考えたことが英語で口をついて出ます。

LBC(Leading Britain's Conversation
イギリスで起こっているタイムリーなことについて話しています。電話で人々の意見を仰いでいるので、プレゼンターと一般の人達の会話も聞くことが出来ます。 私は一時、時間があれば聞いてる時期がありました。BBCのニュースよりも面白いと思います。

BBC Radio World Service ご存じイギリスの国営放送。BBC Englishが聞きたい人はこちら。

English Grammer in Use
最後にリスニングではありませんが、イギリスのほとんどの語学学校で使われている、セルフスタディー型のテキストブック。
ロンドに英語を習いに来る、外国人全員が手に取っているといっても過言ではない一冊。イヤ、正確に言えば、初級と中級の2冊。
当然文法の説明など、すべて英語で説明されていますが、イラスト入りでわかりやすい。
左のページに文法の説明、そして右側に練習問題があります。
説明文の英語がわからなければ、それも辞書で調べる。「えー、面倒くさい」と思うかもしれませんが、みんな、そうやって勉強しています。

物事を始めるのに、遅い早い、年齢は関係ありません。
自分の行く道が正しく、行動をおこし、続けていけば結果はおのずと付いてくることでしょう。
あなたの人生です。がんばってね、応援していますよ。

英語が本当に自分の生活に必要なのか。もしそうなら、どうしたら上達できるだろう。そんなことを私の経験に英語学習について書いてみました。

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